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近年、『発達障がい』という言葉が認知されるようになってきました。
ADHD(注意欠如・多動症)もそのうちの一つです。
昔は『落ち着きがない子』『集中力がない子』『すぐに癇癪を起す子』というように、マイナスイメージをもった捉え方をされることがありました。
しかし、それらの気になる行動はADHDという発達特性であることがわかってきました。
それらの特性は運動をすることで緩和されることが近年の研究からわかってきました。
しかし、子どもは運動を継続してできるのでしょうか?
私は運動より、楽しみながらできる運動あそびを推奨しております。
本書はADHDの発達特性である『注意欠如』『多動性』『衝動性』など気になる行動が少しでも抑えられるように、運動あそびを紹介しております。
ご家庭や保育園、幼稚園、学校などで取り入れやすいものを厳選しておりますので是非取り入れてみてください。
【目次】
はじめに
第一章 ADHDとはなにか?
1.ADHDの特徴
〇不注意(物事に集中できず、忘れっぽい)
〇多動性(落ち着いたり、じっとしていることが苦手)
〇衝動性(考えてから行動することが苦手)
2.脳科学の視点から見るADHDの特徴
〇脳の三位一体論
〇前頭前野の役割
〇前頭前野の機能障害
〇脳内物質の関与
〇脳機能の偏り
第二章 ADHDの子どもに適した運動プログラム
1.なぜ運動が良いのか
2.効果的な運動プログラム
〇不注意に効果的な運動プログラム
〇多動性および衝動性に効果的な運動プログラム
3.運動あそびのポイント
第三章 未来への展望
1.将来への希望と展望
2.成長に焦点を当てる
終わりに
【著者紹介】
2008年から保育士として保育園やこども園で15年間勤務。現在は児童発達支援・放課後デイサービスで運動療育の指導員として勤務。
今までに数多くの研修を受け、資格を取得してきました。
一人一人にあった支援ができるように日々学習です。
今後は自身の学んできたことに加えて子どもと関わる全ての方の良き相談相手になれるように発信していく予定です。
【取得資格・認定一覧】
・保育士資格
・幼稚園教諭二種免許
・公益財団法人外あそび体育協会 外あそび 「上級」
・日本運動発育発達協会 子育て脳機能アドバイザー
・日本運動発育発達協会 幼児運動遊び実践アシスタント
・NESTA キッズコーディネーショントレーナー
・日本運動発育発達協会 子育て脳機能ディレクター
・日本運動発育発達協会 幼児運動遊び実践サブリーダー
・ライフスポーツ財団 トップキッズスポーツインストラクター
・人間力認定協会 児童発達支援士
・人間力認定協会 発達障害コミュニケーションサポーター
鳥本明の感想
実際には、注意欠如、多動性、衝動性などの症状が主に見られ、神経発達の障害の可能性があります。
簡潔に説明すると、自分をコントロールすることが難しいということです。
という説明がとてもわかりやすかったです!
特性に合わせた遊びがいろいろ紹介されているなかで、特に
〇〇しながらしりとり
は、娘ともやりたいなぁって思いました♪
娘と、おにごっこみたいに遊ぶことは多いですが
要約するとおにごっこは脳内物質『ノルアドレナリン』『ドーパミン』『セロトニン』が分泌され、大脳新皮質の前頭前野『考える』『抑制する』『コントールする』『集中する』の力を育てる運動であるといえます。
って説明されると、すごく脳に良い遊びなんだなぁって思いました♪
よく助けすぎてはいけないって子どもの接し方で言われますが
自分で考えるということは目の前にある課題に対して解決策を見出す力や責任感が育つということです。
という自分で考えさせるっていうのが、何よりも大事だと思いました。
子どもの評価に関するところの
少しの成長でも見逃さないようにして言葉をかけることで子ども達の自信や自己肯定感、チャレンジする思いにつながっていきます。
というのは、子を持つ親として意識したいと思いました!
保育経験からくる言葉に説得力があり、ADHDがなくても、子育てしてる人におすすめの1冊です!
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