Ｘ(ツイッター)でフォローしてくれて、タイムライン見に行ったら、著書の紹介されていて、タイトルが面白そうだったのでダウンロード♪
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FIREとは、定年前に仕事を辞めてしまい、自由に生きていく事を指します。FIREは、貯めた資金を取り崩していくのではなく、
米国株式で運用し、米国の成長率である７％を享受する事で、毎年『資産の４％』を取り崩しても資産は長期間枯渇する事はない。
と言う研究の結果から考案された生き方です。したがって、FIREを達成したいのであれば
年の生活費の２５倍（４％×２５倍=１００％）を貯める事で達成できると言う訳です。例えば、
年間の生活費が４００万円であれば２５倍の１億円。
５００万円であれば１億２５００万円。で、無事FIRE達成。となります。
FIREを目指している方ならよくご存知の情報です。
しかし、『この生活費の２５倍』を貯める事が非常に難しく、
よっぽど収入の高い方が、節約生活をし、数１０年後にようやく達成。となる訳ですが、
ごく普通のサラリーマンが目指すのにはハードルが高すぎて、とても辿り着けるモノではありません。
例えば、
年生活費が４００万円の場合、必要な資金は１億円ですが、
単純に毎年５００万円貯蓄できたとしても、FIRE達成は２０年後です。
※運用は含みません。
毎年、５００万円と言う事は、毎月４０万円以上を積み立ててもFIRE到達まで２０年モノ年月がかかってしまうと言うことです。
毎月４０万円も貯蓄できる人も中々いないと思いますが、仮りにできたとして２０年間です。
そして、２０年後に無事FIRE達成、年間４００万円の暮らしが手に入れられる。と言う訳です。
つまり、FIREを目指せる資質がある人とは、
①収入が飛び抜けて高い人。
②節約生活が苦にならない人。
の２つの条件を満たしている方のみです。だから、FIREを目指している方は頑張って収入を上げる事に精を出しているのですが、
一体、どれぐらい貯蓄をすればFIRE達成となるのでしょうか？年率５％で運用したとして、
１０年後にFIRE達成したいのであれば毎月６７万円
２０年後にFIRE達成したいのであれば毎月２６万円
３０年後にFIRE達成したいのであれば毎月１３万円
を貯蓄、運用すると無事FIRE（１億円）達成となります。
相当に稼ぐ力を上げなければ難しい事がお分かり頂けると思います。
そして、もう１つは節約が苦にならない方です。FIREを目指していれば、それなりに収入も上がってきますが、FIREをしたいのであれば、贅沢は敵です。
稼いだ資金を一切使う事なく、全て資産運用に回してい事が重要です。
したがって、
稼ぐ事には興味がありストイックに追求し、その結果能力を発揮でき、しかも、その資金を使わずに貯蓄していく事が苦にならない方。のみが数１０年後に無事FIRE達成。となる訳です。
収入を上げる事、節約する事、資産運用する事は非常に大事ですし、人生１００年時代において必須です。
しかし、FIREを目指すとなると、このバランスが非常に悪く、通常のサラリーマンには『難しい』上に『辛く険しい』ものになります。
しかも、稼ぐ能力が発揮できなければ、FIRE達成は敵わない。もしくは、達成した時にはほぼ定年だった。
なんて事にもなりかねません。
だったら、最初からFIREを諦めた方が人生楽しいですよ。と言う筆者の考えが詰まった一冊です。
目次
はじめに
FIREについて
FIREできる人とは
収入が多い人
節約が苦にならない人
FIREする！とは
FIREの種類
ファットFIRE
サイドFIRE
バリスタFIRE
リーンFIRE
コーストFIRE
筆者のFIREに対する考え
逆FIREのススメ
どうしてもFIREが諦められない人へ
まとめ
さいごに
人生は楽しむ為にあるモノです。
FIREを目指している間もFIRE達成後も楽しめる方は目指せば良いですが、
少しぐらい贅沢したい。
収入アップにそこまで執着したくない。なんて方は、適度な収益アップ、適度な節約、適度な資産運用
をし、そこそこ人生を満喫する方が幸せだと思います。
FIREを目指している方には、少し酷な内容ですが、
FPなりに現実的な数字を試算した結果もう諦めた方が幸せなんじゃないか。となった訳です。
しっかり具体的な数字を確認し、
やっぱりFIREを目指すのか、
諦めて適度に楽しむのか
ご判断されればと思います。
FIREを目指している方も、そうでない方も
一体いくらぐらいを貯蓄し続ければFIRE達成できるのか？
という具体的な数字と、FIREを目指さない方が幸せな理由をご覧下さい。
鳥本明の感想
最初の
つまり、若い内の自由な時間を全て労働に捧げ、早くて１５年。
普通のサラリーマン家庭なら３０年程の月日を要した後に待っているのはバリスタFIREやリーンFIREと言う訳です。
それなら、やはり普通に働いて、適度に遊んで老後を迎える方が幸せな人生だな。 と筆者は最近感じます。
これは、かなり同意です。
切り詰めて若いときの経験の機会損失してる人はかなりもったいない気がします。
若いときのほうが、お金の価値があると説明して
要するに、何が言いたいのかと言うと
FIREを目指す＝お金を使うバランスが非常に悪い のです。
というのは、なかなか説得力あります。
年金の受け取りを５年遅らせることを提案して
人より５年働く事を決めてしまえば、そんなに気負う事はありません。
理由は、先述した他の人より５年間貯蓄、運用期間が伸び、年金が４２％増加するからです。
というのは、考えたこともなくて面白かったです！
ボクの父が１年長く働いて年金増やしたのを思い出しました♪
後半のサイドFIREについての話での
毎日２時間割ける方は時給２０００円。
毎日１時間しか割けない方は時給４０００円。
の副業をこなし続ける事が出来れば、１５年後無事サイドFIRE到達。 となる訳です。
という試算はかなり面白くて、Kindle出版のようなストック収入を投資に回したときも使える考えだと思いました♪
おわりにの
ある程度資産を築く事が出来ればコーストFIRE。
更に、資産が貯まっていればサイドFIRE。
というのが、めっちゃリアルでよかったです！
ボクもなんとなくサイドFIREを目指してましたが、働き続けられるのならコーストFIRE(定年後に年金と資産で賄う)でもいいのかもなぁって思いました！
【FIREって実際どうなの？】って人におすすめです！
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