Xのブログに感想書きます企画で応募されてきたので、ダウンロード
表紙のタイトルが面白そう♪
スタエフで音声紹介しました
【6】【書評】そこに愛がなくてもよりそって生きているふたりの道(村上誠) - 【鳥本明の書評ラジオ】 | stand.fm
Amazon商品説明
「人はどこまで他人に人生をささげられるの?」「私は明日、あなたの名前を忘れるかもしれないのに」
取り柄も何もない、家族からも見放された「私」に、手を差し伸べてくれた人は「あなた」だけ。
「感情ジェットコースター」の著者の、赤裸々な、「過去」、そして「現在」。
この道に「未来」はないかも知れない。
それでも今日も「ふたり」で歩んでいく。
鳥本明の感想
まず、最初からすごいです
しかし、「解離性記憶障害」の発作を起こし、「記憶がない時間」、私は濃い化粧をして、ブランド物を買いあさり、友人達に嘘をついて、総計1000万、巻き上げていた。 「解離性記憶障害」は、現在も治療中であり、主治医からも明確な答えを出してもらっている訳ではない。 「解離性記憶障害」については別の本に詳しく書こうと思っているが、本書では、病気の自覚のない私を、無理矢理病院に連れて行き治療を受けさせ、今も通院の度に有給を取り、付き添ってくれる友人の話をしたい。
って最初から読ませる文章のパワーがすごいです!
小説風エッセイのような文章なんですが
そして今でも思う。
「なんで私がウィルコム担当なん?」
みたいな、「」で終わるような独特の文章が読んでいて、とても気持ちよかったです!
、、、物語中盤からの〇年後ってどんどん物語が進んでいくところから、ものすごいです。
そして、現在になり、noteに書いた日記風エッセイに、北との関係などのエッセイが始まるのだけど、これがとても面白いです!
なんというか、言葉の選び方と並べ方がすごく上手いんだと思いました♪
過去が壮絶なこともあり『幸せな休日』というエッセイがとても輝いて見えました。
この本は、解離性のことなど刺激が強いけど、何気ない日常の大切さがわかるので、多くの人に読んでもらいたいと思いました!
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